クイーンズ駅伝|2019年仙台|コースと交通規制

クイーンズ駅伝(実業団女子駅伝)。仙台はマラソンや駅伝の大会が盛んに行われています。それに伴い、コースに該当する部分は交通規制が行われます。普段から仙台市内の道路を走っている人は交通規制の事をご存知ですから、当日は車では出かけないでしょうから、11/24(日)に仙台方面へ車で来られる方は、要注意ですね。

クイーンズ駅伝2019年のコース

クイーンズ駅伝2019年の交通規制

交通規制に引っかかると

あと少しの所で足止め

住宅街から幹線道路に抜ける道。目の前には2台の車が止まっていて、交差点の信号は赤です。国道まであと少しという所で信号が赤のままで全く変わらなくなり、私の乗った車はその場で足止めとなってしまいました。

国道には警察官や交通安全指導の方々が立ち、何やら賑やかです。「あれっ、今日だっけ?」ダンナ様の声を聞いて、ようやく思い出しました。今日は駅伝大会で、レースの間は交通規制が行われるのです。

車から降りて観戦

「こりゃー長引くな」ダンナ様はそう言うと、カーナビのテレビをつけました。ワンセグなのであまり画質が良くありませんが、私達が足止めされている交差点に、ランナーが徐々に近づきつつあるのが分かります。

「ちょっと見てきていい?」そう言うと私は車から降りて、交差点まで歩きました。交差点に出てみると驚きました。さっきまで沿道には人はいなかったのに、今は人でいっぱいです。皆さんお揃いのコートを着て、旗竿や小旗を手に、ランナーが来るのを今か今かと待ち構えています。

かなりのハイペース

季節は11月の下旬。かなり肌寒さを感じます。

すると遠くからパトカーがやってきました。続いて白バイ、撮影のバイク、選手という順番でどんどん近づいてきます。ランニングウェアを着た小柄な女の子が、寒さなんてなんのその、かなりのハイペースで目の前を走っていきます。

自分の会社の選手が近づくと、お揃いのコートを着た一団が大声を上げて応援を始めます。かなりのペースで走っているにも関わらず、選手は笑顔で手を振って走っていきます。

女どうしの戦い

先頭の選手から少しあけて、今度は選手の集団手が現れました。どの選手もなりふり構わず、かなり険しい表情で走り抜けて行きます。絶対に譲れない女どうしの戦いです。

やがて一番最後の選手が過ぎ去り、最後尾のパトカーが通り過ぎると、交通規制がようやく解除されました。「早く乗って!」ダンナ様にそう言われ、私も慌てて車に戻りました。

時間にして20分ほどだったと思います。先頭の選手と最後尾で、選手がバラけなければ、あっという間に通り過ぎてしまう、そんな感じでした。

交通規制にひっかかると

交通規制に引っかかると、その間は交差点への進入ができません。広い4車線道路で、コースとして使うのは上り方面だけだとしても、下り方面へ曲がることもできなくなります。

当日はお出かけせず観戦しましょう

これに懲りて、駅伝やマラソンが行われる時は、車でのお出かけは控えるようになりました。むしろ沿道で観戦する方が断然面白いという事が分かりました。

クレームを言っても通れません

ある大会で、私は応援団に交じって交差点付近の沿道で観戦していました。すると幹線道路につながる交差点で足止めとなった車のうちの1台が、交通安全指導隊の方に文句をつけていました。

「ちょっと!約束の時間に遅れちゃうでしょ!早く通してよ!」
「交通規制中ですからダメです」
「交通規制なんて聞いてないわよ!」
「1か月前から告知してましたよ」
「いいから通しなさいよ!」
「私は警察官じゃないので、そんな権限ありません」
「じゃぁ警察官呼んできなさいよ!」

とこんな感じで、交通安全指導隊の方も災難でした。

宮城の人の温かさ

幹線道路沿いですから、会社や工場、倉庫などが軒を連ねています。休日にも関わらず、そういった会社の方々は事務所を開けて、応援団の方々が休めるように椅子を出したり、温かい飲み物を配ったり、トイレを使えるようにと、色々と気を配っているのが印象に残りました。

せっかく宮城に来てくれたのですから、楽しんで行って欲しい、そんな宮城の人の温かさを感じました。

クイーンズ駅伝2019・街の声

クイーンズ駅伝・沿道から

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