槍の自作|狩猟・猪や鹿の止め差し|棒に針金で固定する
狩猟で使う槍。箱罠やくくり罠にかかった🐗ちゃんに最後のとどめ(止め差し)をする道具です。止め差し用の槍を買うこともできますが、刃物と何か棒状のものがあれば、針金とペンチで自分でも自作できるのだそうです。社長が針金を使って棒に何かを固定する方法を見せてくれました。
槍 自作 固定
ちょうど大掃除の時期ということもあり、高い所の埃を落とす道具を社長が作っていました。「槍の作り方に使える!」とピン!と来たので、作業の手順を教えてもらいました。
社長が旗ざおと針金を使って、高い所の埃を落とす道具をこしらえていました。
もう大掃除の時期なんですねー#はぴもよ pic.twitter.com/qnlUzPBOkb
— はっぴ (@suzuharu49) December 21, 2019
槍 自作 針金
高い所の埃を落とすモップをこしらえる方法ですが、槍の自作にもそのまま応用できると思います。
- 材料は15センチくらいの針金(太さ1ミリ位?)で、道具はペンチが2つです。
- 棒にモップをセロハンテープ等で固定します。
- 針金を巻き付けます。
- ペンチでねじって行きます。
- ねじったら余った部分をペンチで切ります。
- ねじった部分に触らないよう保護します。
- これを2、3か所でおこないます。
槍 自作 止め差し
「こんなのなんさ使うのや?」
「槍を作るんです。」
「槍?ダンナを倒すのに使うのが?」
「倒しません!狩りで使うんです!」
「狩り?何を狩んのや?」
「🐗です」
「猪や。今年の干支だべや」
「だから来年狩るんです(笑)」
そんな会話をしながらでしたが、ちゃんと要点は見せてもらえました。
槍 自作 緩まない
「槍を作んだごってば」社長はそう言ってアドバイスをしてくれました。
- 刃物の柄は、横の部分を棒に当てる(棒に密着させるため)
- 細い針金でいいから、何か所かに分けて固定する(太い針金だとすき間ができやすい)
- 緩むところが出てくるので、さらにねじる
- 現場で緩んでもいいように、針金とペンチは持って行く
出張で作業することも多いので、社長のアドバイスってとても実践的なんですよね。
止め差し用の槍を買う
『日本一安い罠の店』に、止め差し用の槍(先端を替えて鼻くくりもできる)が売っていました。
自作の槍で止め差しの方法
ちょっと調べたら動画がありました。でも私にはちょっとできそうにないですね・・・。