天文宇宙検定の過去問|会場、難易度、合格率

天文宇宙検定。宇宙大好き少年・少女(だった人)が、その宇宙に関する知識がどの程度のものなのか、どのレベルに達しているのかを知る意味で、受験する試験です。過去問のレベルや難易度、合格率や会場について調べてみました。

天文宇宙検定とは

宇宙検定、天文検定、宇宙天文検定と間違えられますが、正しくは天文宇宙検定です。天文宇宙検定は「(一社)天文宇宙教育振興協会」が主催する試験です。いわゆる国家資格ではなく、民間資格という感じですね。

天文検定の監修委員に、天文界隈(?)ではお馴染みのお名前を見つけました。佐藤勝彦先生は、私が若い頃に夢中になって観ていた『銀河宇宙オデッセイ』(NHKスペシャル)でお名前を拝見して以来、寄稿文などで何度もお名前を拝見していました。また「銀河鉄道999」「宇宙戦艦ヤマト」などでおなじみの松本零士さんも監修委員にお名前を連ねています。

天文宇宙検定の過去問

難易度

天文宇宙検定には4級~1級までの、4段階があります(天文宇宙検定のサイトから引用しました)。

  • 4級 星博士ジュニア・・・小学生が学ぶ程度の天文学知識を基本とし、天体観測や宇宙についての基礎的知識を得たい方を対象、合格率は80%。
  • 3級 星空博士・・・中学生で学ぶ程度の天文学知識を基本とし、星座や暦などの教養を身につけたい方を対象、合格率は80%。
  • 2級 銀河博士・・・高校生が学ぶ程度の天文学知識を基本とし、天文学の歴史や時事問題等を学びたい方を対象、合格率は40%。
  • 1級 天文宇宙博士・・・理工系大学で学ぶ程度の天文学知識を基本とし、天文関連時事問題や天文関連の教養力を試したい方を対象、合格率は7%。

4級 星博士ジュニア

4級の問題の例が↓こちら↓です。

4級はどうにか全問解答できる感じですが、所々「えっ?これ何だっけ?」となる問題があります。

ちゃんと勉強したい方は↓4級公式テキスト↓と↓4級公式問題集↓で勉強しましょう。

3級 星空博士

3級の問題の例が↓こちら↓です。

3級もどうにか全問正解できました。ですがかなり迷った結果ですので、正直本番で正解できるかどうかは自信がありません。

これは、ちゃんと公式テキストで勉強した方が良さそうですね。↓3級公式テキスト↓、↓3級定公式問題集↓はこちらからどうぞ。

2級 銀河博士

2級の問題の例が↓こちら↓となります。

2級になると、自信を持って解答できた問題はほとんどありませんでした。何の対策もせずに受験したら、不合格になること間違いありません。合格率も40%と、対策が甘ければ確実に不合格となる事を示しています。

公式テキストと公式問題集の購入を真剣に検討するレベルです。↓2級公式テキスト↓、↓2級公式問題集↓はこちらからどうぞ。

1級 天文宇宙博士

1級の問題の例が↓こちら↓となります。

1級はもはや、異次元の世界、未知の領域です。私は問題の意味すら分かりませんでした。それもそのはず、問題は理工学系の大学生レベルなのだそうです。1級だけは、2級の合格が受験の条件となっていることからも、その段違いのレベルの高さが伺えます。実際に合格率は7%とけた違いに低く、対策をしっかりしてきたとしても、問題によって合格するかどうかは全く分からないレベルです。

私は購入する気にすらなれませんが、1級の公式問題集が↓こちら↓です(公式テキストは見つけられませんでした)。

天文宇宙検定をなぜ受験するのか

正直言って、マイナーな資格です。この試験に合格したからと言って、一部の企業(光学機器の会社など)を除いて、就職が有利になることはないと思います。

それでも受験する理湯は・・・大宇宙へのロマンでしょうね。

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