レーシック体験|視力回復手術を徹底調査

レーシック(LASIK)。目の中にある角膜をレーザー光線で削り、厚さを調整する視力回復手術です。痛みはなく、手術が終わった瞬間から裸眼での生活が始まります。メガネやコンタクトレンズ、速読訓練による視力回復トレーニングなど、色々試してみた私が最後に頼ったのがレーシックでした。レーシックを受けるに至った過程、レーシックを受けた当日の様子、レーシックその後についてお知らせしたいと思います。

 

新宿近視クリニック

 

レーシック体験|視力回復手術を徹底調査

私は子供の頃、一度だけお腹を切る手術を受けたことがあります。寒い殺風景な手術室で、ブルブル震えながら台の上に横たわったら、背骨のどこかに痛い注射をされて、それから感覚が全然なくなって、お医者様が手術を始めて、その間看護婦さんがずっと手を握ってくれて、そんな感じで初めての手術は終わりました。

身体に刃物を入れるというのは、とても怖いです。ましてや目に刃物を入れたり、レーザー光線を当てるなんて、とても怖いです。だから私は、レーシックについて徹底的に調べました。

レーシック体験|視力回復手術のダンドリ

視力回復手術のダンドリですが、まず眼球が動かないように固定された状態で、目の表面を薄くスライスします。スライスといっても切り取ってしまうのではなく、一部は切らずに残した状態でのスライスです。

スライスした部分はフラップ(フタ)と呼ばれます。フラップを持ち上げて角膜を露出させ、そこにレーザー光線を当てて角膜を削って行きます。

角膜をレーザー光線で削り終えたら、削り取った部分をよく洗い流して、フラップを元に戻します。フラップは自然にくっつこうとするので、自然にはがれたりはしません。

問題は、このプロセスの間は、目を閉じたり、瞬きしたりはできないということです。

眼球が吸い出されるようにして器具に固定してあるので、そもそも瞬きはできないのですが、目の表面を薄くスライスされるときも、レーザーを当てる時も、当然まぶたを閉じることはできません。

つまり手術のプロセスが全部見えてしまうのです。これはなかなかの恐怖体験と言えるでしょう。

レーシック体験|ドクターの本を熟読

視力回復手術に対する恐怖心。視力回復手術のプロセスがすべて見えてしまう。目を逸らせない。失敗したら失明するかも。視力が回復しなかったらどうしよう。

視力回復手術の前に、様々な恐怖心が私を襲いました。恐怖心に対抗する唯一の方法、それは正面から向き合うことだと思います。なので私は、ドクターの書いた本を、それこそ穴が開くほど熱心に読みました。

海外で視力回復手術の現場で学んできた、自らも視力回復手術を受けた、手術をする機械の設計にも携わった、その機械を使って大勢の患者さんの視力を回復させてきた。こんな感じで、私の視力回復手術を担当するドクターは沢山の経験を積んで来られた方だということが分かりました。

視力回復手術に対する恐怖心が薄れ、期待に変わってきました。有名人では、南海キャンディーズの山里さんもこのドクターから視力回復手術を受けたのだそうです。山里さんのトレードマークとも言える、あの赤い縁のメガネは何と、伊達メガネだったんですね。

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レーシック体験|まずは適応検査

レーシックはまず、適応検査から始まります。コンタクトの人は適応検査の数日前からメガネで生活して、角膜の変形を取ってからの検査となります。

今の視力はどうなのか?角膜の厚さは手術に耐えられる?乱視はある?など、様々な機械やテストを繰り返し、精密な目のデータを取って行きます。

このデータをコンピューターに入力し、角膜のどの部分を、どの程度削るのかが決まりますから、とても大切な検査です。

それ以前に、角膜の厚さがある程度ないと、レーシックは受けられないのだそうです。一度受けたら元には戻せない手術ですから、検査も慎重になります。

このような適応検査の結果、私は「レーシックを受けられる」「角膜は3回までは耐えられる厚さ」とドクターも太鼓判を押す結果になりました。

レーシック体験|クリニックへ日参

今は分かりませんが、当時は手術の前後1日、計3日間に渡ってクリニックに通いました。「前日検査」「当日検査と手術」「翌日検査」の3回の検査を行うためです。コンタクトレンズの方は2週間前からコンタクトレンズの使用が禁止とのことでした。

前日検査で再び精密な測定と目のデータが取られ、その日は目薬だけ処方されて帰宅を許されます。

翌日、いよいよ手術です。整髪料はつけずに、すっぴんのままクリニックに向かいます。ノーメイクにメガネ、マスクで髪もボサボサですから、すれ違う方からは風邪ひきさんだと思われたかもしれません。

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